この記事を読んでいる人は、
「ボクシング4団体統一王者歴代を一覧で知りたい」
「なぜおこなわれるようになったの?」
「ボクシング4団体でどれが強いの」
と思っているのではないでしょうか。
しかし、いざ詳しく知りたいと思っても、さまざまな情報が出ているため、どれを見ればいいか分からず困ってしまいますよね。
では、ボクシング4団体統一の歴代王者にはどのようなボクサーがいるのでしょうか?
そんな人のために今回は、
- 4団体統一王者歴代一覧を徹底追求
- ボクシング4団体でどれが強いのかも調査
上記の内容で記事を書いてみました。
この記事を見れば、ボクシング4団体統一の謎がすべて解けます。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
Contents
- 1 4団体統一王者歴代一覧!
- 1.1 4団体統一歴代の王者一覧紹介
- 1.1.1 1人目:ミドル級「バーナード・ホプキンス(アメリカ)」
- 1.1.2 2人目:ミドル級「ジャーメイン・テイラー(アメリカ)」
- 1.1.3 3人目:スーパーライト級「テレンス・クロフォード(アメリカ)」
- 1.1.4 4人目:クルーザー級「オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)」
- 1.1.5 5人目:スーパーライト級「ジョシュ・テイラー(イギリス)」
- 1.1.6 6人目:スーパーミドル級「サウル・アルバレス(メキシコ)」
- 1.1.7 7人目:スーパーウェルター級「ジャーメル・チャーロ(アメリカ)」
- 1.1.8 8人目:ライト級「デヴィン・ヘイニー(アメリカ)」
- 1.1.9 9人目:バンタム級「井上尚弥(日本)」
- 1.2 主要の4団体を紹介
- 1.3 なぜ統一戦がおこなわれるようになった?
- 1.4 井上尚弥が王者となったのはバンタム級
- 1.1 4団体統一歴代の王者一覧紹介
- 2 ボクシング4団体でどれが強いのかも調査
- 3 まとめ:4団体統一王者は歴代で9人しかいなかった
4団体統一王者歴代一覧!
#ボクシング 3階級、前バンタム級4団体統一王者井上尚弥選手がSバンタム級転向初戦で無敗の2団体統一王者Sフルトンに挑戦❗
— 新井沙敏 (@araisatoshi0101) March 30, 2023
フルトンのスピードに苦戦するんじゃないか?と言われてるけど、僕的レーダーチャートを作るならスピードだけ互角であとは井上選手が上回る。
勝てる。
#井上尚弥選手 pic.twitter.com/rujvkI4yx1
天才プロボクサー井上尚弥が王者となったことで、日本でも一躍有名となった「ボクシング4団体統一戦」。
何となくすごいことは分かるのだけれど、詳細まで突き詰めて理解している人は少ないはずです。
では、ボクシング4団体統一とは一体どういうことなのでしょうか・。
ここでは、歴代の王者とともに紹介していきます。
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4団体統一歴代の王者一覧紹介
-
主要の4団体を紹介
-
なぜ統一戦がおこなわれるようになった?
- 井上尚弥が王者となったのはバンタム級
それではいきましょう。
4団体統一歴代の王者一覧紹介
歴代のボクシング4団体統一王者は全部で9人です。
ここでは、達成した年代順に紹介します。
1人目:ミドル級「バーナード・ホプキンス(アメリカ)」
https://twitter.com/boxing_fan_jp/status/1534539193799819265?s=20
2004年9月18日におこなわれたオスカー・デラホーヤ戦を9回TKOで勝利。
ボクシング界史上初の統一王者となりました。
ニックネームは「The Executioner(死刑執行人)」と「The Alien(宇宙人)」です。
2人目:ミドル級「ジャーメイン・テイラー(アメリカ)」
ミドル級タイトルを20度防衛してジャーメイン・テイラーに2度負けてあそこで終わりかなと思ったらまた生き延びてきましたよね。デラホーヤとトリニダードを両方ノックアウトしているのですよ。(バーナード・ホプキンス)#ボクシング #boxing https://t.co/Klq7itPYmu
— ジョー小泉Bot (@JoeKoizumiBot) June 14, 2023
2005年7月16日、史上初の統一王者バーナード・ホプキンスを見事下し、史上2人目の主要4団体統一王者に輝きます。
しかし、その後すぐトラブルによりIBFの王座を返上。
配偶者はプロ女子バスケットプレーヤーのエリカ・スミスです。
3人目:スーパーライト級「テレンス・クロフォード(アメリカ)」
【ボクシング】”世紀の一戦”スペンスがクロフォードを破壊宣言!「彼は打ちのめされ、再戦しないだろう」#エロール・スペンスJr #テレンス・クロフォード #boxing #ボクシングhttps://t.co/hj1UXqnWaz
— eFight(イーファイト)格闘技&フィットネス情報 (@efight_twit) July 20, 2023
2017年8月19日ジュリアス・インドンゴ戦を3回TKOで勝利。
スーパーライト級の王者としては、初の主要4団体の統一王者に輝きます。
レスリング一家に生まれたことで、高校まではボクシングと並行してレスリングもおこなっていたようです。
4人目:クルーザー級「オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)」
ウシクすげー! #オレクサンドル・ウシク https://t.co/tSitSs6IZt
— 現代のパキケファロ (@pakikunhahage) September 25, 2021
2018年7月21日、ムラト・ガシエフとの対戦は12回までもつれ込みますが、3-0の判定で見事勝利。
男子ボクシング界4人目の統一王者となります。
ロンドンオリンピックではヘビー級で出場し、金メダリストに輝いたことでも有名です。
5人目:スーパーライト級「ジョシュ・テイラー(イギリス)」
ジョシュ・テイラーがピヨった場面(VSポストル)
— そ (@SSStennbox) May 22, 2021
メイウェザー、ゴロフキン、カネロ、井上、クロフォード
みんなキャリアで明確に効かされてフラついた場面がある
どんな人間でもまともに当たれば効く
だからボクシングは面白いよね
pic.twitter.com/wGWhFEdsRr
2021年5月22日、ホセ・カルロス・ラミレスから2度のダウンを奪いましたが決着は判定へ。
見事3-0の判定勝ちにより、主要4団体を統一しました。
もともとは、テコンドー選手でジュニア世界大会での優勝経験も持ちます。
6人目:スーパーミドル級「サウル・アルバレス(メキシコ)」
サウル・アルバレス‼️💥🥊💥#カネロ pic.twitter.com/Vf8NAFbMQP
— MMA FRONTIER (@ufc_mmafrontier) September 6, 2020
2021年11月6日におこなわれたカレブ・プラント戦を11回TKOで制し、統一に成功。
ボクシング一家であるアルバレス家は、8人兄弟の中で、末っ子のサウルを含む4人がプロボクサーとして活躍しています。
は髪の毛が赤毛であることから、スペイン語でシナモンを意味する「カネロ」という愛称で親しまれ、カネロ・アルバレスとも表記されることも。
7人目:スーパーウェルター級「ジャーメル・チャーロ(アメリカ)」
4団体統一世界王者ジャーメル・チャーロの北斗神拳みたいなボディ。ちなみに相手もWBA&IBFの2団体世界王者。 pic.twitter.com/UKbzCBgDCc
— 岩井洋一(柔術新聞&ジャズギター) (@busujiujitsu) October 27, 2022
2022年5月14日にブライアン・カルロス・カスターノ戦を制し10回TKOちで勝利、見事統一を果たします。
この一戦でチャーロは約1億3千万稼いだといわれています。
双子の兄は、世界2階級を制覇した王者ジャーモール・チャーロです。
8人目:ライト級「デヴィン・ヘイニー(アメリカ)」
一番好きなボクサー
— ひづり (@hizuri_8848) May 21, 2023
🇺🇦ウクライナのワシル・ロマチェンコ
相手は29戦無敗のデヴィン・ヘイニー#ロマチェンコ 頑張れ!⚡️⚡️⚡️#Lomachenko https://t.co/1l4qrMKiY3
2022年6月5日、ジョージ・カンボソス・ジュニアとの試合にて、3-0の判定で見事勝利し統一成功。
オーストラリアのマーベル・スタジアムでおこなわれたこの一戦は、41,129人もの観客を動員しました。
トレーナーとマネージャーは父親のビル・ヘイニーが務めています。
9人目:バンタム級「井上尚弥(日本)」
https://twitter.com/LOVE81532257/status/1683821333824819200?s=20
日本ボクシング界の最高傑作と呼ばれている、天才・井上尚弥選手。
4団体統一王者は、2022年12月13日ポール・バトラー戦を見事11回TKOで制したことで統一、史上9人目・アジア人では初の快挙でした。
スーパーバンタム級に転向し迎えた2023年7月25日、WBC・WBO王者スティーブン・フルトンとの戦いに8回1分14秒TKO勝で見事勝利し、4階級制覇を見事に達成しました。
試合後には、WBA・IBF王者のマーロン・タパレスがリング上に現れ、井上尚弥選手との4団体統一をアピールしました。
主要の4団体を紹介
ボクシング界には世界国々ごと、さまざまな王座団体も存在しているのですが、そのなかでも権威を有するのは、WBA・WBC・IBF・WBOの4つです。
もっとも歴史が古いとされる団体が、1921年に設立されたWBA(世界ボクシング協会)で、アメリカが中心となり誕生。
その後、1963年にはWBC(世界ボクシング評議会)、1983年にはIBF(国際ボクシング連盟)、1988年にWBO(世界ボクシング機構)などが続いて設立され、今の体制となりました。
井上尚弥はWBAのチャンピオンとして、WBC・IBF・WBOそれぞれの王者と対戦し、そのすべてを制したことで「真の王者」だと世界から認められたのです。
なぜ統一戦がおこなわれるようになった?
前述しましたが、現在のボクシング界の主要団体は、WBA・WBC・IBF・WBOの4つ。
そして各団体が「世界タイトルマッチ」と認めた試合で勝利すれば、その団体の王者になれるという仕組みです。
しかし、各4団体で同じ階級の王者がそれぞれ存在するため「一体その階級で誰が一番強いのか」というのが分かりづらくなってしまいます。
その問題を解決するため、その階級で誰が一番なのかという「4団体王座統一戦」がおこなわれ、統一王者を決めるようになったのです。
井上尚弥が王者となったのはバンタム級
井上尚弥は日本人プロボクサーで初めて、4団体を王者として統一し世間を騒がせました。
井上尚弥が制したのはバンタム級(53.52kg以下)統一戦ですが、今回王座を返上、同時にスーパーバンタム級(55.34kg以下)への転向を宣言し注目を集めております。
同じ階級には、キックボクシングからボクシングへの発表した転向を発表した、神童「那須川天心」も在籍。
SNS上ではすでに「2人の試合はいつ頃実現するのか」「2人が対戦したらどちらが勝利するのか」などと、さまざまな予想が飛び交っています。
ボクシング4団体でどれが強いのかも調査
https://twitter.com/ramenzuruzuru_x/status/1684050356001701888?s=20
現在主要4団体でどこが抜けて強いのかというのは明確になっていません。
今までの統一戦は、4団体の王者のみがベルトをかけて試合をおこない、統一王者を決めるというのが一般的な方法でした。
しかし、より明確な世界王者を決めようと、主要4団体の王者と各団体ごとの選抜選手によるトーナメント「WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)」が開催されるようになりました。
WBSSはまだ始まってまもないのですが、このトーナメントで各階級の最強が明確になるにつれ、4団体の力の差もある程度はっきりしてくるのではないかと考えられます。
まとめ:4団体統一王者は歴代で9人しかいなかった
この錚々たるメンバーに入る日本人。
— 格闘技マン (@V9p62CccoTHh5es) December 14, 2022
ボクシング4団体統一王者。
アジア人初。史上9人目。ヤバすぎ。#井上尚弥 #バーナードホプキンス#ジャーメインテイラー#テレンスクロスフォード#オレクサンドルウシク#ジョシュテイラー#サウルアルバレス#ジャーメールチャーロ#デビンヘイニー pic.twitter.com/kqRpL6xGdT
今回の記事では以下のことについて詳しくまとめてみました。
- 4団体統一王者歴代は井上尚弥を含む全9人
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ボクシング4団体統一とはなぜ?その階級で誰が一番なのかを決めるためにおこなわれている
-
4団体でどれが強いのかはまだ明確になっていない
今回、ボクシング4団体統一王者歴代を調べてみたところ、井上尚弥を含み全部で9人いることが分かりました。
4団体統一戦はなぜ開催されているのかも調査しましたが、その階級で真の王者は誰なのかを決めるためにおこなわれているという調査結果に。
主要4団体でどれが強いのかはまだ明確に決まってはいないのですが、WBSSにより力の差もある程度はっきりしてくるのではないでしょうか。
WBCCの情報はまだまだ更新されることが予想されますので、新しいものが入り次第、随時追記していきます。